4月2日・春季ブリッツ大会(1)
大会プロフィール
☆大会名称: ブリッツ・チェス大会
☆日時場所: 2010年4月2日 19:00までに集合,19:15開始、函館花園団地集会所
☆大会形式: スイス式6回戦 ブリッツ
☆持ち時間: 5分切れ負け。(キングは取ってもよい)
☆TIEBREAK: @Buchholz(相手得点合計)ABelger(勝者得点合計)BDice(さいころ)
☆賞、賞品: 1位〜3位。各クラス1位。参加賞。部外者参加賞など賞品多数。
☆注意事項: 参加費無料!
お早めにいらしてください。開場は午後6時半です。
なお、盤駒・クロックはできるだけご持参ください。
誰でも参加できます!
非公式戦であり、保護者、友人、となりの人…、誰でも参加できます。
ぜひ知り合いをお誘いの上、おいでください!
<結果はここ!>
逆転、また逆転の大会
2日目は、逆転、また逆転の試合が多く、最後の最後まで誰が優勝か決まらない、
ドラマチックな大会となりました。
4ラウンドのドラマを並べてみます。全勝どうしの青木対西森戦は、
若干優勢な青木さんがまさかのメイト見逃しで逆転負け。今野君は必勝のゲームをドローにされ、
必敗のゲームをドローに逃げ、Kさん対YさんはKさんがメイトの前にドロー・オファー…。
その中で教訓となるゲームをご紹介します。佐藤翼対長内戦は、長内君がリードして、
必勝のエンディングになりました。これを佐藤君がずっとがんばりましたが、
次の局面になったところで、キングを倒し、リザインしました。
白番次の1手は?
ところがところが、この局面、実は・・・!
Rxb2でステール・メイト、つまり引分け!
こうして問題になれば佐藤君は絶対にまちがえない
でしょう。これが見えなくなるから、チェスは半分心理戦なのです。
勝負は最後の最後まであきらめてはいけませんね。
あとあとまで話題になる大激戦
山田真明はシード1位の高野さんに勝ち、優勝争いは混沌としてきました。西森さんが1歩リードですが、
青木さんにも、青木さんに負けた山田真明さえ、優勝する可能性があるのです。
クライマックスの5R、上位2ボードは長時間の戦いとなりました。これはもう、
緊迫感が周りに伝わってくるような、おもしろいラウンドとなりました。
長い時間が経過し、西森対山田戦は微妙な差で山田が取りました。
さあ、残るは、田中対青木戦です。このゲームはプレパレーションが当たり、
田中君は序盤、中盤で優勢を取りました。このゲームに勝てば準優勝、それは目の前です。
しかし、これが大逆転するのですから…、残念というより、新チャンピオンの底力に驚くばかりです。
とにかく、これだけ逆転が多かったということは、今回、参加者上位陣がいかに厳しい戦いをしたかが、
わかろうというものです。その点、あとあとまで話題になるような激戦となった北海道選手権だったと思います。
青木さん優勝、Aは佐藤さん、Bは伊東さん
チェス教室の生徒たちは、今回その努力に見合う成果を残してくれました。
渋谷君はこの大会に参加できたことで本物のチェスを実感できたことでしょう。
舛井君は函館にいたときよりしっかりとチェスをさせるようになっていました。
長内君は、やはりレイティングよりずっとよいパフォーマンスでした。
長い時間のチェスは長内君の力を引き出してくれたようです。
佐藤君が残念だったのは5回戦のうち函館勢と4回も当たったこと。
しかし、1400台の相手を倒せたことには自信を持っていいでしょう。
今野君は、期待した才能を見せてくれました。何と勝率70%です。
棋譜内容も良い。次回は上位入賞をねらえると思います。
春行君は、やはり優勝候補、その実力を示しました。あとは、メンタル面で
もっと強く、欲深くなってくれればトップに立てるでしょう。
山田真明は、連覇こそ逃しましたが、前回まぐれの優勝という印象から、
今回はしっかり準優勝という印象を受けました。
佐々木さんは1R金星をあげました。
それぞれが、今後ともチェスを続けて、もっともっと強くなってほしいと思います。
<北海道選手権受賞者 2010.3.28>
優 勝: 青木康祐 (4.0 vs西森0)
準優勝: 山田真明 (4.0 vs青木0)
第3位: 西森敏之 (4.0 vs山田0)
Aクラス1位: 佐藤泰司(3.5)、2位:今野周(3.5)、3位:吉井浩一(3.0)
Bクラス1位: 伊東克英(2.0)、2位:佐藤翼(2.0)、3位:長内亮太(1.5)
敢 闘 賞: 佐々木翼、舛井開、渋谷快成
なお、田中(3.0)、佐々木(1.0)、舛井(1.0)、渋谷(0)でした。
(敬称略、Bクラスは未確認)
交流は本当に有意義
それにしても、やはり札幌チェスクラブの方々との交流は本当に有意義です。
あれだけ真剣にチェスをしていらっしゃるところを子どもたちが見ていてどう
思ったでしょうか。高野さんは本調子でなかったと思いますが、青木さん、西森さんはじめ、
札幌の壁は厚いとおもいました。何度も何度もそう思わされています。
他の方々にも、子どもたちに接しているときの真摯な態度に、棋譜をきれいに書く、そんな
チェスに向かう姿勢にはいつも敬服させられます。感謝申し上げます
また、付き添いのお父様、お母様、お子さんを参加させてもらってうれしいです。
子どもたちは大きく成長してくれました。ありがとうございました。(23:40 2010/03/28)
やっと札幌に来ました
今回もそうだったのですが、私は1番仕事が忙しい時期で、直前まで仕事をしていて、
乗るはずだった特急に乗れず、1本遅れていくハメになりました。日本がチェス大国だった
としても「チェスの北海道選手権に行くので、後は頼みます。」とは、言えません。
とにかく、やっと札幌に来ることができてうれしいです。チェスの大会会場にいるだけで
幸せなんて、今の若い人には考えられないでしょうね。今回ばらばらに会場に来ているので
全貌を把握しかねていますが、函館のみなさんにはがんばってほしいと思っています。7:24 2010/03/27
優勝候補4名に?!
北海道選手権1日目を簡単にレポートします。
今年は参加者20名。結論から言えば、西森さんと青木さんが順調に全勝で1位、さすがです。
青木さんは、連覇をねらっていた山田を、西森さんは強豪の優紀彦さんをそれぞれしりぞけました。
これを追っているのが高野さんと田中君です。田中君は2Rで高野さんからドローを取る快挙です。
優勝はこの4名にしぼられましたし、函館のメンバーでは田中君がその4名に入っています。
青木さんと1Rに大熱戦を演じたのが今野君です。途中では有利かという局面にしました。
佐藤君も、佐々木さんも金星を上げました。けっこう函館はがんばっています。
長内君は、格が上の相手にも臆せずしっかりとしたチェスを指し、札幌のプレーヤーを
苦しめています。
唯一気がかりなのが舛井君(元函館)と渋谷君です。舛井君は渋谷君から1勝しましたが、
渋谷君は全敗かもしれません。しかし、私が才能を見込んだ小学校3年生ですから、
大人から1勝のチャンスは決してゼロではないので、最後まであきらめないでほしいと思います。
ただ、全敗は当然です。点を取れなくてもこの大会に出たことが大きな成果なのです。
全敗でも、負けるのがいやで大会に出ないプレーヤー、理論家たちより何倍も先に行きました!
(23:56 2010/03/27)
1〜2位:青木康裕、西森敏之(3.0)
3〜4位:田中春行、高野明富(2.5)
5〜8位:山田真明、小林秀彦、佐藤泰司、今野周(2.0)
(敬称略)
函館での練習風景 3月21日函館大学にて
札幌遠征の連絡版
今回はパンフを作りませんでしたので、ここでご連絡します。
会場:
札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル(かでる27、1040号室)
宿泊:
札幌市中央区南2条西7丁目 アパホテル<札幌> 電話011-281-8111
行きのJR
16:30 函館駅集合
16:43 函館発<スーパー北斗17号>
帰りのJR
16:52 札幌駅発<スーパー北斗18号>
20:14 函館駅着
・・・だったのですが、今回いっしょの行動をする方が誰もいらっしゃらないので、
直前で行動を変えるかもしれません。いずれにしてもホテルの方でお会いしましょう!
大会プロフィール
☆大会名称: 北海道チェス選手権2010(全日本選手権地区予選)
☆日時場所: 2010年3月27日,28日 9:00〜 札幌(かでる27)
☆大会形式: スイス式5回戦、40分+30秒累加フィッシャー
☆持ち時間: 5分切れ負け。(キングは取ってよい)
☆TIEBREAK: @Buchholz(相手得点合計)A勝数 BBelger(勝者得点合計)Cさいころ
函館選手団
今回のチーム函館メンバーです。
山田明弘(コーチ)、佐々木翼、山田真明、
田中春行、長内亮太、今野周、渋谷快成、佐藤里乃佳(見学)、
(元メンバーの)舛井開・・・(敬称略)
大会プロフィール
☆大会名称: 全日本百傑戦
☆日時場所: 2010年3月20日〜22日、東京
☆主 催: JCA(全日本選手権の予選をかねる)
☆大会形式: スイス式8回戦、約53名参加
優 勝:南條遼介(7)
準優勝:権田源太郎(6.5)
第3位:中村尚弘(6)
第4位:真鍋 浩(6)
(敬称略)
優勝は南條遼介さん
全日本の前哨戦である百傑戦(東京地区予選)が行われていますが、
最終ラウンドを残して、南條さんが優勝を確定させました。1Rバイの後6連勝で、
現在6.5ポイント。(小島さん、馬場さん、弘平らは参加していません。)
1位を1ポイント差で追っているのが、慶応大学の中村尚弘さん、権田源太郎さんだそうです。
権田さんは実力通りですが、中村尚弘さんは大活躍といっていいでしょう。
次の集団には、岩崎雄大さんら5ポイントの方々が続いているようです。(14:30 2010/03/22現在の情報)
B優勝に阿部真大君!
最終ラウンドが終り、南條さんがドローで単独優勝。権田さんが2位に入ったようです。
南條さんの優勝は、実力どおりとみていいでしょう。この勢いのまま、全日本でもトップ争いをして
いただきたい。また、多くの若者プレーヤーが力をつけている中で、権田さんの強さを改めて認識した大会
だと思います。(18:03 2010/03/22現在、結果だけ見ての感想)
もうひとつ、阿部真大君ががんばり、勝率50%を取り、Bで優勝しました。
(唐堂君は4.5ポイント!)函館チェス教室の生徒から見れば、
先の先を行っています。追いつきたいですね。
公式結果はJCAの発表をご覧ください。
最終更新23:07 2010/03/22
交流しました
久しぶりの函大例会で、大学生とチェス教室の生徒が交流することができました。
勝っても、負けても、普段やっていない相手とのゲームは、お互いに得るものが
多かったと思います。
多くの才能が近くに
今回の例会の感想。あらためて多くの才能が近くにあることがわかりました。
函大の方々もかなりチェスができます。チェス教室の子どもたちの実力も
小さくないことも実感しました。どちらにしてもレベルはまだこれから(失礼!)
なのですが、その指し方を見ていると本当に楽しみです。
あとは、負けたときに、次はもっとうまくなってやとうという
モチベーションがあれば、マスターへの道が開けるわけですから。
…ですが、まあ、…簡単にそうはならないので、チェスのマスターは
そんなに大勢いないのでしょうけれど。
同じ土俵で交流できる
それに加えて強烈に思うことは異年齢、異文化の交流をチェスが実現する
ということです。先日行われた大会でリトアニアの学生が来られて子どもたちと
交流しました。今回も大学生、子ども、大人が同じ土俵で交流できてしまいます。
性別も関係ありません。このような交流ができる競技を、他に知りません。
ありがたいことに、チェスのルールは世界中で同じなのです。その技術も
国や文化を横断しています。
その点、チェスを普及したいと思ったときに、
特にがんばったり、工夫したりする必要はないとさえ思えます。
チェスがすばらしい競技である事実が、チェスの関係者にとって、
一番の後押しになるからです。
公式戦マッチ結果
1.1
日下 隆司
0-1
田中 春行
1.2
金城 康弘
0-1
長内 亮太
1.3
金城 琉菜
0-1
山田 明弘
2.1
佐藤里乃佳
0-1
金城 琉菜
棋譜を取ったゲームでJCA会員どうしのみを取り上げました。
もしもちがう点があればお申し出ください。
大盛況の例会
大盛況の例会でした。実は、このごろ集まりが悪かったので、少し油断していました。
盤駒がぎりぎりになってしまいました。(盤駒、クロックはご持参ください)
初心者も見学に来ました。
その中で北海道選手権前の公式戦練習、そしてブリッツの遊びなどができました。
参加された皆さんが有意義な例会にしてくれたと思います。
公式戦マッチ結果
1
山上 未咲
0-1
金城 琉菜
2
山上 晃輔
0-1
津 優大
2
渋谷 快成
1-0
金城 透弥
2
田中 春行
1/2-1/2
山田 真明
2
佐々木 翼
0-1
佐藤 翼
2
佐藤里乃佳
0-1
山上 未咲
2
金城 琉菜
0-1
山上 晃輔
函大例会3月21日!
函大例会を3月21日(日)にやります!
できるだけ盤駒、クロック持参してください。
14時〜17時(午後2時からですのでご注意ください)
3月12日、この日はお忙しいところ、多くの方が懇談会にお集まりいただき、
感謝します。札幌から舛井さんも来られました。当番の方、おいしい塩シュー・クリームでした。
ご苦労さまでした。
いろいろありましたが、今まで曖昧に済ませていたことや、行き当たりばったりだったことを、
改めて決めなおさなければならないことを知ったような気がします。
それだけ大きな教室になっていた、ということですね。
とりあえず、今日話し合って決まったことを以下に記録しておきます。
話し合いで決まったこと
☆1 年間計画や、いつチェス教室をやるのかという大体の予定を決めます。
☆2 4月から4ヶ月ごとで区切ります。
☆3 次の会計さんは佐藤さんです。(津さんありがとうございました!)
☆4 会費は今まで通り1家族月1,000円、兄弟いるところは1,500円。
ただし、会計さんの判断で学期末に会費を取らない月があってもよい。
☆5 あまり参加できないときは、学期始めに会計さんに準会員を申告する。
準会員が来れない月は0円、1回来て500円、それ以上は1,000円(兄弟1,500円)。
あくまでも学期初めに申し出ること。以上、そうでなければ会費は普通通り。
☆6 18:30から開場。チェス教室開始19:00。ただし、公式戦開始19:15。
公式戦のときでも19:30に来られるなら間に合うが、連絡をお忘れなく。(メールか携帯に)
今後の対処について
☆1,2については今少しお待ちください。(7月までは
カレンダーを参照)
☆3…会計さんはボランティアで大変な部分があります。ご協力お願いします。
☆5については、来月4月から適用。会計上、新学期は4月からとします。
☆6について、公式戦でなければ連絡なくて結構ですし、何より交通安全第一!
以上、よろしくお願いします。
2ラウンド
中学生がテスト期間と重なったためか、欠席者が多く出たのが残念です。
対局はまだ上位と下位がぶつかっているので、結果がわかっているゲームが
まだ多くありました。勝負から言えば意義を感じない対戦だと思いますが、
何度も言うとおり勝負より内容重視です。ゲームが終わったら、感想戦を
してほしいのですが、報告して、そのまま終りというところもあったようです。
そうではなく、お互いに「良い手」は何かを追求してほしいと思います。
先生に挑戦した齋藤君はがんばりました。負けは当たり前ですが、
駒をただで取られるというミスがなく、40手近くねばりました。
次回から遅刻・欠席に対して「普通に」対処します。無断の遅刻・欠席は、
当然チェスでもマナー違反ですので、そうならないように気をつけましょう!
ボード
白 番
結果
黒 番
1
齋藤 詢
0-1
山田 明弘
2
今野 周
1-0
土橋 衡充
3
佐藤 翼
1-0
渋谷 快成
4
金城 康弘
0-1
松浦 勇希
5
玉利 真人
1-0
金城 琉菜
6
金城 透弥
0-1
玉利 克夫
7
佐藤里乃佳
0-1
山上 晃輔
8
二川 愛
0-1
小林 由佳
9
山上 未咲
1/2-1/2
中貝 省吾
10
津 大洋
1-0
富田 敦志
11
富田 彩音
0-1
津 大弥
12
中貝 勇作
0-1
深見 藍
田中 春行
1/2
笹森 芳輝
1/2
佐々木 翼
1/2
長内 亮太
1/2
笹森 絢香
1/2
笹森 優大
1/2
菅原 和馬
1/2
中川 啓
1/2