1Rdペアリング&リザルト
ボード
白 番
結果
黒 番
01 田中 春行(02) 1-0 佐々木 翼(07) 02 長内 亮太(08) 0-1 今野 周(03) 03 佐藤 翼(04) 1-0 玉利 真人(09) 04 齋藤 詢(10) 1-0 金城 琉菜(05) 05 笹森 絢香(11) 1-0 渋谷 快成(12) 06 津 大弥(17) 1-0 金城 透弥(13) 07 笹森 雄大(14) 1-0 中貝 省吾(20) 08 津 大洋(21) 0-1 金城 康弘(15) 09 玉利 克夫(16) 1-0 中貝 勇作(22) 10 中川 啓(23) 0-1 松浦 勇希(06) 00 山田 明弘(01) 1/2 BYE 00 山上 晃輔(18) 1/2 BYE 00 山上 未咲(19) 1/2 BYE
(注1)当日、以上のようなペアリングとして、以上の結果としました。( )はシード。
(注2)次ラウンドからは、事前ペアリングとなります。遅刻、欠席はご連絡ください。
1ラウンド講評
<白番21手目:津大弥vs金城透弥>
ここでうまい勝負手が出る。21.b4!
取りたいが、取れない。ポーンの交換になれば黒ポーンの形はめちゃめちゃで、白dポーンはパスになる。
リプカによるとまだ黒優勢だが、この勢いが局面の流れを変えたといえる。白にこれだけの手を指させるのは、
黒が同じくらいうまくないといけない! その点は、ご紹介するゲームのどれも同じだと強調しておきたい。
<白番11手目:笹森雄大vs中貝省吾>
大逆転の11.Qg4+! Kh8 12.Qg7#
ピースアップ(駒得)していてもメイトになる。Nf5がクイーン以上に強力すぎる。
キングの前のポーンがないとき、キングの前にナイトやクイーン、ルークが1つでも近づいたときには
気をつけないといけない。
黒はこの前の手でBxf5とナイトを取っていれば完全に優勢だった。
2Rdペアリング
ボード
白 番
結果
黒 番
01 松浦 勇希(06) 田中 春行(02) 02 今野 周(03) 佐藤 翼(04) 03 山田 明弘(01) 齋藤 詢(10) 04 金城 琉菜(05) 長内 亮太(08) 05 佐々木 翼(07) 玉利 真人(09) 06 金城 康弘(15) 笹森 絢香(11) 07 金城 透弥(13) 笹森 雄大(14) 08 山上 晃輔(18) 玉利 克夫(16) 09 渋谷 快成(12) 津 大弥(17) 10 中貝 勇作(22) 山上 未咲(19) 11 中貝 省吾(20) 津 大洋(21) 00 中川 啓(23) 1/2 BYE
ここまで加速式ですから、上位にはきつい当たりになります。しかし、加速式は、
上位のレイティングが動きやすいという利点があるので採用しています。
2期公式戦スタート
いよいよ2期公式戦がスタートしました。
思えばコンピューター・ペアリング、事前エントリー、事前ペアリング等は函館が
こだわって始めたことです。大会中のマナー、審判ががんばることのの大切さも提起してきました。
田舎のチェス大会であっても捨てられないチェスへの思いがあるのです。日本では、
チェスという競技の格は低いです。まさかスポーツとして真剣に競技するなんて、普通の人には
思いもつきません。運営者はプレーヤーが真剣に取り組める環境を整える義務があります。
めんどうですが、やりがいがある分野です。
少し生意気に言えば、主催者は日本がチェスの後進国だと甘えてはいけないと思います。
むしろ、だからこそ運営では先進国になってほしいと願っています。運営が負担だという
なら初めから大会をしなければいいし、そんな主催者はいないはずです。
全国大会と変わらない運営を
この2期の運営も、自分自身にそのことを言い聞かせ、さらによい運営にしたいと思います。
全国大会でも、函館と変わらないと子どもたちに言わせるために…。
(by kamiyakumo)
<競技会プロフィール>
競技会名:チェス教室2期公式戦
主催者名:函館チェスサークル
日 時:2010年8月27日〜
競技方法:スイス式6回戦(2Rdまで上位加速)
持ち時間:30分+10秒累加
小島さん堂々の優勝
最後はオーストラリア在住のFM中内さんを振り切ってFM小島さんが単独優勝をしたそうです。
勝つといわれて勝つ強さかな。さすがですね。小島慎也さん、おめでとうございます!
1位:FM小島慎也,2321FIDE 6点
2位:FM中内 仁,2134FIDE 5.5点
3位:CM南條遼介,2307FIDE 5点
塩見 亮,2092FIDE 5点
Amgalan Baatar,2021FIDE 5点
山田真明は3点、参加35名中26位〜29位でした。
全国大会の洗礼を浴びた格好で、かなり不本意な成績ですが、それもまた経験のひとつです。
誰にでも不調の大会はあるものですし、それを恐れていては大会に参加できません。
次に期待しましょう。
1日目の続報
JCA速報によると、1日目の2Rd後、小島、南條、馬場、Samuel、中内、塩見、坂井(敬称略)までが
2点でトーナメント・リーダー、参加者は38名でなく35名でした。
2日目、3Rd 4Rd
山田真明は、2勝して勝率5割にもどしましたから、明日が最重要です。
トーナメントリーダーは小島、南條、中内、Franclin(3.5)の4名にしぼられました。
中内さんはオーストラリア在住のFM、Franclinはよく日本に来ているイングランドの選手。
小島さん、南條さんはオリンピックのよい事前調整の大会になるはずなので、がんばって
ほしいところです。
情報が入って来ないので他のサイトを追いかけています。下記リンクを参照しています。
馬場さんのブログや、
どくぜんてきブログに記事あり。
JCAの速報(最近早い!)。
3日目、5Rd小島さんトップ
送られてきた写真によれば小島さんが4.5で単独トップ。続いて0.5差で南條さん、中内さん。優勝はこの3人のうち誰かが
濃厚です。次が小島vs南條戦でしょうか。真明は脇谷君に負けました。脇谷君は強くなってきているようです。
3日目、6Rd小島さん、中内さんが並ぶ
6Rd対南條戦でドローの小島さんが、中内さんと5ポイントで並びました。両者はすでに3Rdで
当たっているために、直接対決はありません。真明は今日は残念だったようです。
参加者35名
<競技会プロフィール>
競技会名:第19回ジャパンリーグ
主催者名:JCA 日本チェス協会
日時場所:東京、大田区産業プラザ、2010年8月13日〜16日
競技方法:スイス式7回戦 (40手90分+30分フィッシャー)
1日目、1Rd 2Rd
山田真明は、上位2名に負けて、残念。しかし、シード順位から考えれば、
次からが本当に勝負だと思いますので、がんばってほしいと思います。
チェス・タクティクス・サーバー
昔は良いチェスのサイトは数えるほどでした。現在、いろいろな良いチェスのサイトがあります。
そのひとつにCTS(チェス・タクティクス・サーバー)
があります。地味で、駒の動かし方がクリック&クリックであり、ときにフリーズする欠点もありますが、
チェスの力を試しながら、問題を解くことで強くなることができます。何より無料です!
すべて英語というのはネックですが、英語がまったくわからなくても大丈夫。
まずホームに入り、左の濃い色の行、終わりから2番目、「Not a tactician? Register here」
を探して、クリック。ハンドルとメール・アドレスを記入するだけで無料登録されます。
アドレスに送られたメールから、ハンドル(仮の名前)などを確認してください。
(メール・アドレスは無料で持てるところがいろいろあります。たとえばグーグルとか。)
そのハンドルが決まったら、元のホーム・ページに入り、レジスター(ハンドル、パスワード入力)を
します。左にある「Edit Profile」をクリックして入ることができます。
それは個人設定のページになります。設定のお勧めは、Break Setting をすべてチェック、
駒はStandard、国名はJapan、それぞれ設定の後に下のボタンを忘れずに押します。
これでOK、早速左にある「Start Tactics」をクリックしてスタートしてください。
現れた局面では、数秒待つと、相手が手を指してきます。その手を見てできるだけ早く正解の手を
見つけてマウスでクリックしてください。その駒と動かす位置をクリックします。
楽しみながらトレーニング
次の画面で正解か不正解かがわかります。大切なのはレイティングです。そのレイティングを
あげるようにがんばることが目標になるでしょう。最初はなれないし、あまり高くならないでしょうが、
だんだんと高くなることが面白いかもしれません。問題は、変だなと思うものもありますが、
ほとんど実戦的な問題であり、人工的なものが少なく、本当にチェスの力(の一部)が試されると思います。
レイティングを見るには、左メニューのTacticianをクリックし、Ranking を
クリックしてください。日本で一番はSoryuさんです。およそ2050くらい。世界でもトップ・クラス、
10番以内!
日本で何番かは、左メニューのTactician そして Countries と進んだ後、右の Japan (フラッグのところ)
をクリックしてみてください。順位が励みになると思います。
楽しみながらトレーニングできます。ぜひ、お試しを。
チェス・タクティクス・サーバー(CTS)
サークル更新
毎年JCA函館支部としてサークルの年度更新を行っています。
(更新費は3,150円+送料315円=3,465円)
おかげさまで函館チェスサークルは、5年目に入ることになりました。
今年の第5回函館チェス大会は、12月11日(土)となっています。
レイティング報告
6月11日、18日実施の公式戦を報告しました。チェス教室で行ったラピッドのゲームです。
今回は割りに少なく、24局しかないので、120円×24局+315円=3,195円が更新費になります。
8月末に、今回の更新と、ジュニア、小学生を含むレイティングが更新されると思います。
新レイティング・リストを待っていてください。
札幌サマー・チェス大会
先日、札幌サマー・チェス大会が行われました。優勝は高安さんだったようです。
佐々木さんは、1勝4敗だったようです。青木さんには内容がいいゲームだったそうですが、
やはり札幌のレベルは高いですね。不本意な大会は誰にもあります。次回に期待します。
佐々木さんのようにどんどん外部の公式大会に出場することで、本当のチェスを
味わうことができますし、強くなるはずだと思います。以下、入賞者です。
<札幌サマー・チェス大会 8月7日,8日>
オープン
優勝:高安信行さん(奈良市),準優勝:吉井優紀彦さん,第三位:青木康祐さん(室蘭市)
Aクラス
第1位:小濱大輔さん,第2位:小林勝彦さん,第3位が川原健二さん(旭川市)
Bクラス
第1位:伊東克英さん,第2位:金丸知司さん,第3位:小林秀彦さん
(札幌チェスクラブ掲示板より引用しました)
2010ジャパン・リーグ
さて、もうすぐ東京でジャパン・リーグFIDE公式戦が始まります。
今年はGMナカムラの出場はなく、賞金も減り、残念ですが、日本一を決める短期決戦は、
変わりません。
函館からは、山田真明(チェス教室講師)が出場します。久しぶりの大会出場、
がんばってほしいものです。
なお、山田弘平は卒業がかかった試験期間とかぶったために出場不可能だそうですが、
しかたありません。理系大学はチェスに打ち込むのが難しいかもしれませんね。