新年度のチェス教室について
多くの新入生が入校
30日のチェス教室は、北海道選手権の大会報告と、宿題のお話し、 そして修了式をかねて行う春季大会の練習をしました。
驚いたのは机が今までの1.5倍必要だったことです。 そして、古くからのメンバーが戸惑うほどに多くの新入生が入校してくれたことです。 本当にうれしいです。やはりメンバーが多いほど活気がありますし、交流の幅も広がります。保護者の方々の口コミが大きかったと感謝していますし、今回はNHKの放送を見てという方が おられました。どの生徒も大切に育てたいと思います。
1ヶ月の見学が終わった方は早めに入学かどうか決めてください。次回は、4月13日で、そこから新学期を開始します。1学期4月~7月、2学期8月~11月、3学期12月~3月。
クラス分けの対応
で、開始しますが、これだけ大勢だと課題も増えてきました。 まず、たとえば、実力がある生徒たちが通学する価値を見いだせるかということ。 集合日時や講師を変えるわけにいきませんので、これにはクラス分けの対応が必要だと考えています。 あるレイティング以上をAクラスにするのはどうでしょうか。(ご意見ありませんか?)
ステップ・メソッド
そして、盤、駒、クロックなど用具の不足ですが、これは生徒になる条件として すべてを揃えるのを原則とすることで対応できるはず。また、教育計画、 教材がないという状態ではもう通用しないだろうという事実…。 これは主催者のサークル側の問題ですから、何とかします。サンジェー・ギリさん (GMアニッシュ君のパパです、感謝!)から無料で送られたオランダの標準教科書、「 ステップ・メソッド」を試験的に始めています。
さらに私は職場でさらに忙しい役職となり、テニス部もあまりさぼれなって(^_^;)苦しいです。
まだまだ課題はありそうですが、いくらあってもそれらは楽しく乗り越えられる課題ですから、 がんばりたいと思いますので、保護者の皆様、よろしくご協力をお願いします。(現在も講師を募集中!)
どうしても変えたくないこと
変わっていくチェス教室…。ですが、どうしても変えたくないこともあります。 「未来のチェス選手を育てる」という大目標です。チェス教室は単に子どもを遊ばせる所ではないつもりです。確かに頭の体操にもなるでしょうが、そのためだけの教室にはしません。あくまでチェスを好きになってほしいですし、異性、異年齢で交流できる人になってほしいと思います。
「勝敗よりマナー」も当初より言い続けています。負けた人をバカにすることは、絶対に許しません。勝つ人は負ける人から 勝利の喜びをうばっているのです。自分がその価値のある人間なのかどうか、常に自問できるプレーヤーでいてほしい、それがチェスを学ぶ者の資格だと思います。
とにかく、チェス教室は来年度もさらにパワー・アップして継続です!