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12月新レイティング [2011.12.26] >トップ

 新レイティング発表

 2ヶ月プレーのない方は除いています。全リストは こちら

氏 名 12月 備 考
内田 大河 927 12月から公式
金城 透弥 1158  
金城 康弘 1290  
金城 琉菜 1272  
小林 由佳 872 2月から公式
今野  周 1591  
齋藤  詢 1084  
佐々木 翼 1091  
笹森 雄大 950  
笹森 芳輝 1127  
佐藤  翼 1453  
渋谷 快成 1150  
髙津 大弥 1045  
髙津 大洋 937  
髙津 優大 996  
高橋 栄三 828 12月から公式
高谷 奈央 876 仮11局
高谷 奈央 800 仮9局
田中 春行 1791  
天風 1059 仮20局
富田 敦志 858  
富田 彩音 800  
中貝 省吾 851  
中貝 勇作 824  
中川  啓 825 12月から公式
松浦  誠 975 仮20局
松浦 勇希 1161  
山田 明弘 1902  
山田 真明 1860  
山上 美咲 800  

ウニフェ2011 大会レポート(5) 8ラウンド [2011.unive05rd8] >トップ

ウニフェ [ PDF版 >>> ] [ 駒が動く [ Viewerチェス盤 ] でご覧ください]

ボーナスステージ

 7ラウンドが終わった時点での成績は3.5P/7でした。参加者の殆どがレーティング2000以上ということを考えると、途中でBye(抜け番)を引いてしまう可能性もあっただけに、最後の2局を50%の成績で迎えたことにはとても満足していました。7ラウンドでレーティング上位のJorden(ヨルデン)君に勝ったことで、後は上位者に挑むだけのボーナスステージのような気分でいました。

 8ラウンドは、またも地元オランダの年下プレーヤーでした。1992年生まれのプレーヤーで、レーティングは2217。以前はアペルドールンのチームでプレーし、そこで力を伸ばしてきた若手です。

写真
Meurs, Tom (モイルス・トム20歳) Chess Vibes Trainingの著者、Van Delft の教え子です。
ボクシングもやるのだとか。

  ゲームは3手目で予想外の手を指され、1時間ほどでドローになりました。

Meurs,Tom (2217) - Yamada,Kohei (2093)

1.e4 e6 2.d4 d5 3.exd5?!

 [フレンチ・エクスチェンジバリエーションです。もっとも手軽に黒の得意形を避けることができますが、非常に勝ちづらい定跡です。]

exd5 4.c4 Nf6 5.Nc3 Be7 6.Bd3 0–0 7.Nge2 c6 8.0–0 dxc4 9.Bxc4 Nbd7 10.Bb3 Re8!

 [準備は外されたものの、僕はこの定跡に関してはそれなりに経験があります。この局面も想定内でした。]

11.d5?!

 [f7の守りが外れたのを見て仕掛けますが、大した効果は得られません。]

11...cxd5 12.Nxd5 Nc5!

盤面

 [唯一の“悪手”は 12...Nxd5 13.Qxd5 Rf8 14.Qf3! (白良し)でしょう。黒は本譜のように対応して全く不満なしです。]

13.Nef4 Nxb3 14.Qxb3 Nxd5 15.Nxd5 Be6 16.Rd1 ½–½

盤面

 こちらは黒で上位者相手なので、短い手数といえどもドローは悪い結果ではないでしょう。僕としては白を引ける可能性のある最終局が勝負だと思いました。

ウニフェ2011 大会レポート(5) 9ラウンド [2011.unive05rd9] >トップ

ウニフェ [ PDF版 >>> ] [ 駒が動く [ Viewerチェス盤 ] でご覧ください]

 チェストレーナー

 その最終局はイスラエル出身のIM、Yochanan, Afek (2299) (ヨハナン,アフェック)に白番で当たりました。彼は現在チェストレーナーとして、オランダで活動しています。最終日に突然出現した会場の書籍販売コーナーでは、彼の最新刊が売られていて、それを手にした子供たちがはしゃいでいました。それを見て僕も試合後にその本を買いに行き、著者にサインをもらったのでした^^;

 その本とは、New In Chess社から2011年に出た「Invisible Chess Moves」という本です。Emmanuel NeimanとYochananによる共著で、「盲点になりやすい手」を集め、どうしてそのようなミスが起こったかを考察していく、ちょっと変わったタクティクスの本です。こういった本はマニアックになりがちな部分がありますが、この本は非常にわかりやすくまとめられており、実戦で見つけづらいタクティクスを集めた練習帳として使えるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

押せ押せムード

 ゲームの方は、序盤から虚々実々の駆け引きの応酬といった感じで、お互いに自分が良い手を指すことよりも、相手に良い手を指させないことに重点を置いて指したようなゲームになりました。しかし中盤以降、こちらのピースの働きが良くなり、押せ押せムードで迎えたのが次の図でした。

盤面
Yamada-Yochanan 白番 26...Bxb2まで

 図は黒が b2 のポーンをとったところです。僕の持ち時間はここで20分をきったくらいだったと思いますが、ここが本局最大の勝負どころでした。

27.Rad1?

 これが当然に見えてチャンスを逃した一手です。勝ちに行くなら27.Ra7! という手がありました。この局面、白としてはなんとか c7 のパスポーンを活かした攻撃をしたいところです。僕の考えはシンプルでRd1~Bd6とやって、ルークをひとつ減らしてから、もう一個のルークをd8に突っ込む、というものでした。しかし、本譜のようにその侵入はBd4という手によって阻まれてしまいます。本譜の進行は

27...Bd4 28.Bd6 b4

 [28...Rfe8?? 29.Rxe8+ Rxe8 30.Bxc5!+- これが僕の狙いでした。]

29.Re4 f5 30.Rexd4!

 [ここではもうイコールです。]

30...cxd4 31.Bxf8 1/2-1/2

盤面

 …となり、引き分けに終わりました。以下31…Kxf8 32.Rxd4 Rxc7 33.Rxb4 で、このエンドゲームはよほどのことが起きない限りドローです。

 盲点

 では、27.Ra7! 以下はどのようになるでしょうか。黒はc7のポーンをリスク無しに取ることはできないので、とにかくコネクテッドパスポーンを進めにいきます。

盤面

27...Bc3 (bポーンを進めに行きます。)

28.Re2 f5 (28...b4 29.Rb7) 29.Bd6 Rf7?! (図)

 次の手が僕の読みから抜けていた手でした。

盤面
Analysis diagram 白番

30.Rea2!

 ルークがd8に突っ込むことを中心に考えていた僕にとっての「盲点」でした。盤の反対側から黒陣に侵入するのが好手で、これで黒は大分困っています。以下30...Kg7 には 31.R2a6 から Rb6~Rb8 とやって、これは白が勝ちそうです。

 満足のいく結果

 結局念願の白番を引いたものの、IM相手に勝ちは奪えずドロー。生まれて初めて単身で乗り込んだ海外大会であるUnive Open(ウニフェ・オープン)を、4.5P/9 という成績で終えました。2005年に同じ大会に出場した羽生さんの5P/9 という成績に並ぶことは出来ませんでしたが、若手を中心としたオランダのプレーヤーと戦って、パフォーマンスレーティングは2222と満足のいく結果でした。

 強さの秘訣

 このオープンの優勝争いについても書いておきます。上位では安定した強さを見せていたアメリカのLenderman(GMレンダーマン)、ウクライナのNyzhnyk(GMニズニック)が、最終局にそろって負け、二人を倒した地元のGM、Tiviakov(ティヴィアコフ)とErnst(エルンスト)、そして新GMのVan Kampen(ファン・カンペン)が優勝となりました。

写真
一番手前がGMレンダーマン

 一方クラウン・グループで戦っていたアニッシュは、前半戦こそ苦しんだものの、5ラウンドで史上最強の女性プレーヤーJudit Polgar(ユディット・ポルガー)を白番で倒し、この大会で無類の強さをみせたKramnik(クラムニック)についで2位。地元の期待を背負って戦い、それに応えた形になりました。

 厳しい戦いであったはずなのですが、チェスに触れているときの彼は常にいきいきして、とても楽しそうでした。それは昔(札幌にいたころ)から変わらないところなのですが、それが彼の強さの秘訣なのではないかと思ったりします。

 ハーグ、アムステルダム観光

 大会の次の日は、アニッシュと、サンジェーさん(アニッシュのお父さん)とともにオランダの首都、ハーグとアムステルダムを観光。

 法律上はアムステルダムが首都なのですが、王室や国会など国として重要な機能はほとんどハーグにあるのだそうです。

写真

 女王様が公務を行うための宮殿。旗が立っていないので、この日はいないことがわかります。

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 ヨーロッパらしいきれいな街並みです。

 ちなみにアニッシュほどの有名なGMが、街を歩きまわっても大丈夫なのか聞いて見ましたが、テレビのニュースにでた直後以外は大丈夫とのことでした(笑)。

 オランダの首都は水の都

写真

 アムステルダムの街中で、コーヒーを売っています。

写真

 船にのってアムステルダム観光です!貿易を中心に発展してきたオランダの首都はまさに水の都です。

写真

 船から撮った写真です。

 このあたりの住宅は、扉の大きさが大きくなるごとに値段が上がっていくので、狭く高い住宅になっているのが特徴です。ちなみに子供の乗っている船の奥に見える船は、人が住んでいるんだそうです!アニッシュも以前何かのトーナメントで船をホテル代わりに使ったことがあるのだとか(笑)。

 海外大会は勉強の場

 長いようで短い二週間の滞在を終え、アムステルダムを観光した次の日に、アニッシュに見送られてスキポール空港からモスクワ経由で日本に向かいました。

写真
アニッシュがポルガー相手に最後の決め手を指す瞬間

 僕はここ数年で幾つかの海外大会に参加しています。大学生なので時間があったということもありますが、日本で行われるトーナメントでは味わえないレベルの高さを、積極的に体感しにいくのが主な目的でした。今回のようにある程度満足できる結果を残せた大会もあれば、思い出しただけで落ち込むくらいひどかったトーナメントもあります。ですが今のところ、海外大会に出るたびに、何かを掴んで帰ってくることができています。

 もちろんトーナメントは勝負の場です。同時に、僕にとって海外大会は、勉強の場でもあります。

 序盤の綿密な準備や、その日のゲームの反省。強いマスターや若手のプレーを見てまわること。レベルもプレーヤー層の厚さも、今の日本とは大きな差があります。

 またチェスだけではありません。日本語が通じない中で自分の意思を相手に伝えること、その国の文化や雰囲気を知ること、友人を作ること。そして何よりも違う国の人達との交流を通して、自分の国に対する理解を深めること。実際に大会に出ることで、様々なことを学べるでしょう。

 僕はこの大会にでて、小学生プレーヤー、大学生プレーヤー、ベテランプレーヤーの他、地元のコーチやチェスファンの人たちと知り合いました。また大会中、試合が終わった後には運営の一人、Tom Bottemaさんとその息子さんの三人で、将棋を楽しんだりもしました。外部の大会に出ることには、レベルの高いチェスを経験するだけでなく、こういった楽しみ方もあります。

写真
画家のフェルメールで有名なデルフトにて。

 上達への一番の近道

 技術に関していえば、上達への一番の近道もやはり大会に出ることです。

 函館では年に一度大会が行われていますが、他にも、札幌で行われる大会や東京で行われる大会に積極的に参加することで、対局数を増やすことです。対局が終わったあとに、対戦相手とそのゲームを振り返ることが大事です。そして余裕があれば自分のゲームにコメントをつけてみることをおすすめします。

 もちろん最初は簡単なものでかまいませんが、例えばChessbaseというデータベースソフトがあれば、この大会で僕がやったように(ホームページのゲーム参照)、英語でコメントや変化手順を入力することができます。ちょうど函館チェス大会も終わったことですから、忘れないうちに自分のゲームをもう一度振り返ってみてください。

 一度大会にでる楽しみを覚えてしまえば、次の大会にむけてトレーニングする動機にもなります。それに向けて毎日チェスのトレーニングをするようになれば、日本の大会で上にいくのもそう遠い目標ではなくなるでしょう。

 オランダでは小学生、中学生くらいの子供たちが大人のクラブプレーヤーと対等以上に戦ったりしています。今は函館チェスクラブでプレーしている君たちも、いつか彼らと世界で戦ってみたいと思いませんか?

 あとがき

 最後にこの大会に誘ってくださり、二週間色々面倒を見てくださった Sanjayさん、家族のように接してくれた Anish はじめ Giri 一家のみなさんに、心からお礼を申し上げます。

 またこのレポートを最後まで読んでくださった読者の皆さん、ありがとうございました。不定期でアップしていき、結局大会が終わってから2ヶ月すぎての完結となりましたが、このレポートの情報によって、少しでもみなさんのチェスライフが良いものになってくれればと思います。

 そしてこの旅行で出会った、全ての人達へ

 Dank je wel! Zie je de volgende keer!

 (さようなら、またお会いしましょう!)

写真

ウニフェ [ PDF版 >>> ] [ 駒が動く [ Viewerチェス盤 ] でご覧ください]

小島慎也 vs. 山田真明[2011.12.17] >トップ

 山田真明の自戦記から

 自分が優勢であると確信・・・(山田真明)

 
図1【白番】 小島慎也 vs. 山田真明

盤面

(このゲームは、 ゲーム4 でご覧になれます)

  図1から

   26. Ba2

  (26. Ne4 だと、26...d5 27. Nc5 Rb6 28. Qh5 Rf6 29. Bg6 白やや優勢となり、勝勢だった白にとってはあまり面白い局面ではありません。)

  26... Nh4 27. Qg4 Rf4
  図2

 
図2【白番】 小島慎也 vs. 山田真明

盤面

  図2から

  この時何故か、僕も小島さんも白のクイーンは諦めざるをえないという幻想に囚われていました。

  しかしながら、コンピューターによればそんな必要は無かったようです。

  (28. Qh3 Qg5 29. Re4! 白優勢)

  28... Rxg4 29. Rxg4 Rb7 30. Bd5 Rc7 31. g3 Nf5 32. Ne4? Rc2 33. Ba1 Qc7
  図3

 
図3【白番】 小島慎也 vs. 山田真明

盤面

  この時に自分が優勢であると確信したものの、勝ちが見え始めた事と時間切迫とが重なって、既にパニックに陥っていました。

(以上、山田真明の自戦記より)

  これは、何と白番の小島さんが敗勢に近い局面です。しかし、・・・

つづきは、 ゲーム4 で!!

函館チェス大会 2011(3) [2011.12.15] >トップ

 函館チェス大会 2011 レポート

 FM小島さんらが参加

 もう6回目になりました函館チェス大会が今年も実施されました。掲載した結果が小さく、氏名が略称ですみません。(詳細はホームページで)

 今年もFIDEマスターの小島さんや、札幌チェスクラブの金丸さん、伊東さんが自費で参加されました。本当にうれしいです。この3名の強豪に当たった函館の子どもたちは幸せですよ。

また、元函館の舛井さん兄妹も参加してくださいました。渋谷快成君、舛井開君は強いので第1グループでしたが、もし第2グループならまちがいなく優勝候補です。 (各クラス3位までを入賞としています。)

 第1グループ

 第1グループは順当な結果でしたが、何と小島さんが山田君相手に 必敗の局面 になったのです。大健闘でした。もし小島さんが負けていたら日本チェス界最大の珍事となったことでしょう!

 しかし、渋谷君は金星を逃がしませんでした。この勝利と金城琉菜さんの優勝には将来性を感じました。また、久しぶり出場の笹森芳樹君は、琉菜さんと差がない強さでした。(直接対決では勝ち)同時優勝としたい準優勝でした。

 第2グループ

第2グループは透弥君が優勝しました。試合前に「第1グループに入りたい」と言っていた(ごめんね!)その積極的な気持ちが優勝につながったと信じています。

 ここの台風の目は髙津大弥君と松浦誠さんです。どちらも驚きの強さで、優勝もあり得ました。敢闘賞は観戦者の多くから支持された髙橋栄三さんです。今年入会された方では髙橋さんの他に天風(てんぷう)さんもおられます。読みが非常に深い方で、遅刻さえなければ優勝候補だったはずです。

 第3グループ

写真
カールセン vs アニッシュ・ギリ(右)

 第3グループは全員に賞品をあげるということになりました。敢闘賞は舛井彩花さんと中貝勇作君です。全員にいえることですが、試合の負けは気にしないことです。チェスは、そう簡単に勝てません。

 札幌チェスクラブにいた、あのアニッシュ君でさえ最初は負けていました・・・。

 GMアニッシュからプレゼント

 今プロとして大活躍のGMアニッシュからチェス教室函館のみなさんにプレゼントが届きました。

 GMアニッシュ君が漢字でサインしてくれたボード。英語で書かれた方の盤は佐藤君に当たりました。

 

 ありがとうございました!

 今年で6回目。毎年これが最後かもしれないと思い、ここまでやってきました。TDの私自身が準備不足で反省していますが、それを補ってくださった生徒の保護者のみなさんに感謝します。

 棋譜を印刷してくださった中貝さん、コンピューター担当の金城さんはじめ当番の方々がいなかったら大会は成功しませんでした。ありがとうございました!

通信コンビネーション 181(PDF) より

 では会員のみな様、良いお年を!

函館チェス大会 2011(2) [2011.12.11] >トップ

 チェスリザルツコム

協力: チェスリザルツコム(チェスリザルツコム)

 以下、チェスリザルツに載せた結果のコピーをアップ。実際はスイスバーフェクトというソフトを使用しましたが、 結果のまとめにはスイスマネージャーを使用。このソフトはとても簡単に入力でき、こうしてネットで発表もできます。 JCAには標準で使用するように働きかけています。

 スイス・マネージャーを使う利点

 スイスマネージャー(以下SM)は、チェスのペアリング・ソフトです。SMを利用する運営側の利点は、楽だということと、 日本語が使用できることですが、他にも、公平なペアリングと順位を保証できること、 そして公的で消えない記録として発表できることがあります。

 プレーヤー側にも大きな利点があり、事前ペアリングや結果、あるいは自分のパフォーマンスがインターネットで 「 チェスリザルツコム 」から分かるのは便利です。 特に日本のレベルもプレパレーションが普通になってきていますので、よりその必要性が増えました。 しかし、何よりも国際的に日本のチェスをアピールできる点は大きなメリットでしょう。

 このソフトの普及は日本チェス界に大きな進展をもたらすと思いますので、別の機会にまたご紹介します。

 函館チェス大会2011 結果の公式発表

グループ1 クロステーブル

 グループ1  チェスリザルツコム 参照

 オープン優勝:小島 慎也(4)、準優勝:山田 真明(3)、第3位:田中 春行(3)

 Aクラス優勝:金城 琉菜(2)、準優勝:笹森 芳輝(2)、第3位:松浦 勇希(2)

グループ2 クロステーブル

 グループ2  チェスリザルツコム 参照

 Bクラス優勝:金城 透弥(4)、準優勝:髙津 大弥(3)、第3位:佐々木 翼(3)

 Cクラス優勝:松浦  誠(2)、準優勝:笹森 雄大(2)、第3位:髙津 大洋(2)

 敢闘賞:髙橋 栄三

グループ3 クロステーブル

 グループ3  チェスリザルツコム 参照

 Dクラス優勝:富田 敦史(4)、準優勝:小林 由佳(3)、第3位:髙谷 奈央(2)

 Eクラス優勝:山上 未咲(2)、準優勝:髙谷 亮太(1)、第3位:富田 彩音(1)

 敢闘賞:中貝 勇作、舛井 彩花

函館チェス大会 2011(1) [2011.12.10] >トップ

 函館チェス大会2011 プロフィール

大会名 第6回函館チェス大会 2011
月 日 2011年12月10日(日)
場 所 函館 地域交流まちづくりセンター
形 式 4ラウンド、スイス式(3グループ、6クラス)
持時間 1,2グループ20分+30秒累加、3グループ30分切れ負け
タイブレーク ①ブッフホルツ、②ベルガー、③シード

 函館チェス大会2011 棋譜鑑賞

 日本初(^_^;)。棋譜を即日に Viewer でアップ!

 函館チェス大会2011 結果速報

英語でかなり見にくいでしょうが、とりあえず結果を掲載します。

優勝:小島慎也(4)、準優勝:山田真明(3)、第3位:田中春行(3)

 第1グループ

No Name Class Rtg Total 1 2 3 4

1. Kojima, Shinya 2387 4 7:W 5:W 2:W 4:W
2. Yamada, Shinmei 1860 3 8:W 11:W 1:L 10:W
3. Tanaka, Haruyuki 1786 3 :D 9:W 4:D 5:W
4. Kanamaru, Tomoji 1658 2 9:D 12:W 3:D 1:L
5. Sato, Tsubasa 1460 2 10:W 1:L 11:W 3:L
6. Ito, Katsuhide 1436 2 11:L 8:L 7:W 9:W
7. Kinjo, Yasuhiro A 1241 1 1:L 10:L 6:L 12:W
8. Kinjo, Luna A 1226 2 2:L 6:W 10:L 11:W
9. Matsuura, Yuki A 1132 1.5 4:D 3:L 12:W 6:L
10. Sasamori, Yoshiki A 1127 2 5:L 7:W 8:W 2:L
11. Shibuya, Kaisei A 1097 1 6:W 2:L 5:L 8:L
12. Masui, Hiraku A 1096 .5 :D 4:L 9:L 7:L

[さらに詳細は このページ を! このグループは 棋譜 も公開します。]


 第2グループ

No Name Class Rtg Total 1 2 3 4

1 Kinjo, Toya B 1072 4 10:W 6:W 2:W 4:W
2 Takatsu, Daiya B 979 3 11:W 3:W 1:L 5:W
3 Sasaki, Tsubasa B 1073 3 5:W 2:L 4:W 6:W
4 Matsuura, Makoto C 938 2 7:W 8:W 3:L 1:L
5 Sasamori, Yudai C 933 2 3:L 11:W 8:W 2:L
6 Takatsu, Yudai B 972 2 12:W 1:L 7:W 3:L
7 Ten, Pu B 1083 2 4:L 9:W 6:L 11:W
8 Utida, Taiga B 1002 2 9:W 4:L 5:L 10:W
9 Takatsu, Taiyo C 900 2 8:L 7:L 10:W 12:W
10 Nakagai, Shogo C 903 1 1:L 12:W 9:L 8:L
11 Takahashi, Eizo C 869 1 2:L 5:L 12:W 7:L
12 Nakagawa, Hiraku C 860 0 6:L 10:L 11:L 9:L

[さらに詳細は このページ を!]


 第3グループ

No Name Class Rtg Total 1 2 3 4

1 Tomita, Atsushi D 851 4 6:W 4:W 3:W 7:W
2 Kobayashi, Yuka D 853 3 8:W 3:L 7:W 6:W
3 Takaya, Nao D 850 2 7:W 2:W 1:L 5:L
4 Yamanoe, Misaki E 800 2 5:W 1:L 6:W 8:L
5 Nakagai, Yusaku D 838 2 4:L 6:L 8:W 3:W
6 Takaya, Ryota E 800 1 1:L 5:W 4:L 2:L
7 Tomita, Ayane E 800 1 3:L 8:W 2:L 1:L
8 Masui, Iroha E 800 1 2:L 7:L 5:L 4:W

[さらに詳細は このページ を!]


小島慎也さん同時指導対局 [2011.12.09] >トップ

 小島慎也さんのサイマル


<リザインと握手>( 小島慎也ブログ より)

 2011年12月9日、FIDEマスター小島さんを函館チェス教室にお招きし、サイマル、つまり同時指導対局をしていただきました。

 1時間少々で10面を全勝のあと、軽くレクチャーを入れてもらいました。対局内容をすべて(局面も)覚えていて、話しの内容もレベルが丁度良い。非常に有意義な2時間でした。

 生徒たちはよくがんばりました。序盤で負けは少数です。特に松浦勇希君、田中春行君は小島さんを本気にさせましたし、小学生全国3位の渋谷快成君は最後まで興味ある局面で粘りました。

 チェスのプロとして

 小島さんは今年で4回目の来函です。最近はチェスのプロとして学生のころより忙しい日々をお過ごしでしょうが、こうしてわざわざ自費で来ていただき感謝に絶えません。

 ただし、今年から同時対局の指導に関して対局料を払わせていただくことにしました。それは函館以外では普通のことであり、教室の生徒たちにはチェスでお金がもらえるという事実を知ってもらいたかったこともあります。

 しかし、その額は小島さんに見合う対価ではありません。その点、やはり小島さんのご好意に甘えました。ありがとうございました!

   [ 小島慎也ブログ に詳細な記事]